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おでんの屋台
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ラグナロクオンライン・odinサーバーに住むアークエンジェリングの悪うにゅうが見つめた日々の記録。

by arch_unyuu
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ユニオン論
よお。どうやらオレの出番が回ってきたようだ。
最高にエキサイティングでファンタスティックなイリュージョンを皆にお目にかけよう。

さて。

先の鏡花・BoK同盟は1周限りのスペシャルユニオンということが判明した。
非常に残念だ。

しかし、ユニオンギルドの形の一つとして、なかなか面白い試みであったと言えよう。
そこで、今回は最近増えてきたユニオンギルドについて話してみようかと思う。

odinサーバーでいうユニオンギルドとは、主に小規模ギルドが複数集まって一つの勢力として攻城戦に参戦するスタイルを言う。
有名なところでは迷宮同盟の迷宮戯曲、元レーサー連合で現・迷宮同盟の紫月道場-*Blazing*-があり、現在迷宮同盟は珍しいユニオン同士の同盟となっている。
かつては所属ギルドが多い事で有名だった旧忘却同盟なんかもユニオンを同盟末期に持った事があったようだが、残念ながら忘却同盟は現在は解体・忘却単独でのGv活動となっている。
また、過去にも幾つかのレーサーユニオンが存在した。

ユニオンギルドの最大のメリットといえば、何と言っても複数の小規模ギルドを一つのギルドにまとめ切れてしまうところにある。
勢力として成り立たないようなギルドでも、それが寄り添えば一つの有望な勢力となる。
指示系統の効率化が達成できることも大きなメリットの一つだ。
もちろん、ギルド間でのコミュニケーションやギルドマスターキャラの扱いなど、弊害も無い事は無いということは考慮しなければならないが。

現在のGv戦線がレース不在・大手中堅の独壇場となっている影には、やはりその下を支える中規模勢力が不在となっている事が大きいだろう。
同盟枠というものは4つあるわけだが、その枠を名前だけは4つ、もしくはそれ以上埋めてしまっている同盟はodinには数多い。
しかし、現状を見てみるとどうだろう?ギルド拡張を全く取っていないと仮定しても4ギルドで最低所属できる人間は60名、しかしその枠を埋め切るほどの人員が所属している同盟がどれだけあるだろうか?
出席率やギルドの方針などもあるだろうが、一丁前に3同盟4同盟を名乗っておきながら50人すら怪しい同盟も少なくはない。

結局、そういう小粒な同盟が乱立しているから、現状のような「つまらん」と評される攻城戦が展開されるわけであって、いわゆるレーサーや発展途上格とされている同盟の質や規模がもう少し改善されればより熱いGv戦線が生まれることへの想像は難しくない。

その現状を解決する策がユニオンギルドであるとオレは考える。
少なくとも今名のある同盟ならば、ギルドレベルは10は下らんギルドが一つは所属していることだろう。
そういうギルドをベースに、ユニオンギルドを一つ作って人員を詰め込めば───恐らく、それだけでかつての4同盟が纏まってしまうような同盟がほとんどではないだろうか。
そして、無駄に食っていた分の同盟枠が空く。

そしてこういったユニオン同盟同士が新しい同盟を組み、一つの新興勢力として存在を顕わにしてゆき、古い同盟が抜けた穴に更に未知の新しい勢力が入り込んでゆく───理想的ではないだろうか。

例えば、現在ユニオンギルドとしては最大勢力であろう迷宮同盟も、かつては同盟内だけで5ギルドが乱立する同盟であった。
しかし、迷宮戯曲の纏まった今は旧迷宮の流れを汲むギルドは2ギルドに纏まってしまっているのだ。
如何に同盟枠の無駄遣いをしていたかが窺い知れる結果だ。

そういえば、年始~夏前までに掛けて一大勢力となっていた田代同盟も、ユニオンとまでは行かなくても、そういった同盟の効率化を経て生まれた同盟ではなかったか。

このように、ユニオンギルドは同盟の効率化だけでなく、新たな同盟を生む可能性を秘めた面白い考え方であるというのが、オレが達した結論だ。
# by arch_unyuu | 2005-08-30 16:18 | 同盟考察